
阿寒の山々と知床連山の中間にそびえる斜里岳は、日本百名山のひとつでもあり、登山も盛んな山です。
登山ルートは3つありますが、最もポピュラーなのが清里町側からの「清岳荘(せいがくそう)」を通るルートです。晴れた日は、網走方面から清里へ向かう道すがら、斜里岳の美しい姿を見ることができます。
独立峰的な山なので、見つけるのも簡単です。清里に近づくにつれ徐々に大きくなるその姿に、誰もが感動を覚えずにはいられません。
» 清里役場のWebサイトに登山される方向けの情報が掲載されています。

摩周湖が他の湖と大きく違うのは、湖に流れ込む川も、湖から流れ出す川もないことです。
それでいて、春、摩周湖にたくさんの雪解け水が流れ込む時期になっても水位が変わらないのは、
湖の周辺に伏流水を湧き出させているからなのです。
神の子池の伏流水は1日12,000tも湧き出しています。周囲220m、水深5mの小さな池で、
水が澄んでいるので底までくっきりと見えます。
水温が年間通して8℃と低く、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいます。
その隙間を朱色の斑点を持つオショロコマが泳ぐ景観は何ともいえない不思議な美しさです。
まだ観光地化が進んでいないので、ガイドブックにもあまり載っていません。
人の手をあまり入れず、このままそっと残しておきたくなる清里の穴場的名所です。

平成14年に清里町観光協会が行った一般公募により、この滝に「さくらの滝」という名前がつきました。
※さくらの滝」は山中にあり熊等が出没する危険性もありますので注意して下さい。さくらの滝は景勝地です。釣りはご遠慮下さい。(マスは通年禁漁です)

裏摩周展望台は中標津町との町境に位置した展望台です。
弟子屈町にある第1、第3展望台の反対側になることから「裏摩周展望台」と呼ばれています。
弟子屈町側の展望台よりも標高が低いため、霧の発生が少なく神秘的な湖面を望めます。
標高差〜第1展望台683m 第3展望台701m 裏摩周展望台585m
展望台から見て左手(湖の南東)に張り出しているのが「神の山」という意味を持つ火山・カムイヌプリ(摩周岳)です。
摩周湖は摩周火山が陥没してできたカルデラ湖で、まわりを切り立ったカルデラ壁で取り囲まれている地形からもその火山活動の後が伺えます。
1万数千年前に今の摩周湖の場所に出現した摩周火山は、盛んに大噴火を繰り返し、ついに7千年前に最大の噴火をおこして、大量の火山灰と火砕流を噴出しました。
その跡地が大きくくぼみ、直径約7.5キロ・短径約5.5キロのカルデラができあがりました。
その後約3千年の休止期間にカルデラに水がたまり、いまよりも広い摩周湖が誕生したのです。
その後さらに湖の東岸にカムイヌプリが噴出し、摩周湖の面積が約4分の3に狭められ、約千年前にはカムイヌプリでの最大噴火がおこって山頂が破壊され、今の摩周湖の姿となったのです。
湖の中央にのぞくカムイシュ島は小さな島ですが、これも実は水面下は約230m、基底の直径は約1kmという溶岩ドームなのです。

斜里岳の南側、斜里川林道の奥深く、うっそうと茂る大自然の中、斜里川上流五ノ沢に高さ25mの滝があります。周囲は昼間でも薄暗く、特に夏場の涼しさは格別で、水音と小鳥たちのさえずりが心を和ませます。
また、滝の下流は渓流釣りのスポットで、ヤマベ・ニジマスなどを釣ることができます。
» 清里町フィッシングルール
※「男鹿の滝」は山中にあり熊等が出没する危険性もありますので注意して下さい。
ゴミなど出た場合は必ず持ち帰って下さい。

木製の電信柱や廃材などを利用して作られていた宇宙展望台、2001年秋に新たな姿に生まれかわりました。展望台のすぐ近くには清里町オートキャンプ場があり、ここを拠点に清里の町を巡るのもいいでしょう。
展望台入口には管内最大のさけますふ化場があり、見学もできます。
※冬期間は利用できません。

どこまでも続く一直線の道、防風林に区切られた広大な畑地。日本百名山「斜里岳」の麓に広がる清里の農村景観は、北ヨーロッパの景観に似ていると言われています。麦、ビート、ジャガイモを組み合わせた輪作と酪農・畜産主体の農業はまさに北ヨーロッパ型。農家の平均経営面積も37haとEUの平均 20.1haを超えドイツに迫り、日本離れした美しい農村景観の要因になっています。