斜里岳 マナーとルール

登山届は登山者の義務です。斜里岳登山の様子

必ず提出してください。登山届ポストは清岳荘にあります。遭難時には重要な手掛かりになります。

登山道以外は踏み込まない、動植物の採取は厳禁です。

斜里岳の清岳荘にある標高以上は自然保護区に指定される重要な地区です。皆さんの協力で大切な自然が守られるのです。

山火事に注意してください。

焚き火は禁止です。コース中のタバコの喫煙は携帯灰皿を使用してください。

ゴミは持ち帰りください。

自然景観、動物への悪影響など何一つよいことはありません。ゴミの持ち帰りは登山者の最低条件です。

携帯トイレを利用してください。

山中での用便は景観を損ね、環境に影響を与えます。山小屋 清岳荘にて携帯トイレの販売・回収をおこなっております。
携帯トイレ使用ブーステントは上二股に設置してあります(6月下旬~9月下旬)

登山は登りが優先です。

下りの方のためにいつも止まっているとなかなかペースがつかめなく疲労が重なります。下りの方が譲るのが原則です。

登山中の「あいさつ」は、声を交わすのが習慣です。

しかし、長い行列の下山者の声掛けに応えるのはつらいものです。登る側からの声がなくても理解するのも配慮です。

ストックにはゴムキャップを付けてください。

登山道の突き崩し対策としてお願いしています。

落石しないよう気をつける。

もし荷物や石を落としてしまった時は、下の人に大声で注意を呼びかける。

ヒグマ対策

クマに出会わないためにヒグマ

北海道はほぼ全域がヒグマの出没地帯です。早朝、夕方の行動はなるべく避け複数で入山する。こちらの存在を熊に知らせるため、笛や鈴など音の出るものを身に付けましょう。 登山中に威嚇された、登山道周辺でエサを食べているクマがいる、などという情報があった場合の登山は控えましょう。

ヒグマを引き寄せないために

北海道の山では荷物のデポ(置いていくこと)はしない。(斜里岳では馬の背、羅臼岳では羅臼平にザックをデポして山頂に向かう方がいますがヒグマをひきつける原因になりますので絶対にやらないでください。荷物と一緒に人が見張っていても気にせず近寄ってくるクマもいます。 山中で調理するときはなるべく匂いの出ないものにする。当然ですが食べ物や匂いのするものは捨てない。

ヒグマに出逢ったとき

子連れ熊に絶対近づかない慌てて逃げ出さないこと。ヒグマは逃げる者を追う習性があります。出来るだけ距離を保ちにらみ合い、決して弱みを見せないこと。いたずらに刺激を与えないこと。

ヒグマに襲われたとき

絶対の対策はない。熊攻撃スプレーは実験においては相当効果が立証されたといいますが、とっさの際に確実に熊の鼻先に噴射させることができるでしょうか。風向きによっては自分が浴びかねません。いずれにしても絶対的な対策はありません。

斜里岳登山アドバイス

登山ルート

登りは沢(旧道コース)を下りは尾根(新道)コースを通るように推奨しています。登りは沢伝いに旧道を進みます。次々現れる滝との出会いが楽しいルートですが、下りでは滑りやすく疲れた足下ではとっても危険です。復路は上二股から尾根ルートである新道を利用下さい。

登山の季節

登山の適期は、残雪期の6月下旬に山開きがあるころから、紅葉の美しい9月下旬までがビギナー登山者が楽しめる時期です。山開き前後の時期は、まだ雪渓が残っており、雪の下で沢水が流れ、アーチのように残った雪を踏みぬいてしまうことがあります。また、10月ごろからの旧道の沢筋は凍結箇所も出てきますので 注意してください。その他の時期や、バリエーションルートは経験豊かな登山愛好家に限ります。

足下はしっかりと

斜里岳は決して運動靴で登れる山ではありません。沢の多い斜里岳では、登山靴はもちろん、水の浸入を防いでくれるスパッツを装着したいものです。足が濡れると、蒸れて、マメができやすくなり、下りで足が疲れて思うように動かなくなることにもなりかねません。事故の多くは下りで発生しています。

風はとつぜん止む

上二股から上は、風が強く、時として頂上に辿り着けない場合がります。斜里岳では、吹き続けていた風が一瞬、止むことがあり、風に体を委ねていると、バランスを崩すことがあります。秋にかけて風が強くなり、地上で3~5メートル以上の風が吹いているときは注意が必要です。

携帯電話の電波事情

機種などによりバラツキはありますがつながらないところも多くあります。

斜里岳の夏山における基本的な装備をあげてみました。 斜里岳は他の百名山とは違い、通常の水位の場合、足の甲まで水に入る程度の沢登りが主体ですので転倒などを考えた場合、 荷物の防水対策も必要です。

装備

服装